TOIEC受験準備振り返り(2025年5月、655点)

未分類

【前提】

・前回受験は10年前(!)のIP試験で450点程度。内訳は覚えていないがリーディングの方が高かった。TOIECの点数の話になった時は「だいたい日本人の年収くらい」(年々下がっていくのがミソ)というアイスブレイクの仕方が鉄板だったのだけど、いい加減飽きてきたので素直にスコアアップを試みることにした。
・仕事は完全にドメスティックなので英語をアウトプットする機会はゼロ。海外旅行もしていない。
・今回受験のモチベーションは何となく海外旅行をしたいな〜と思ったことによる。特に会社からスコアを用意しろとかの指示や納期があったりしたわけではない。

【準備期間とスコア】

・今回受験したのは2025/05/18試験で、3月頭から正味2ヶ月半の準備期間を取った。
・目標を550点とし、無事に655点を獲得。

【使用教材】

単語:金フレ

文法:はじめの400問

リスニング:公式プラクティスリスニング

リーディング:公式プラクティスリーディング

公式プラクティスをやっていたら公式問題集まで手をつける暇がないだろうと思って買い控えていたら、本当に手をつける暇が無かった。

【良かったやり方】

・基本方針として、単語と文法対策は基礎項目としてしっかりやりつつ、リーディングとリスニングの学習バランスを考えるにあたり、ほぼリスニングに全振りした。リスニングは試験形式の性質上、全員に全問解くチャンスが与えられるので準備の成果が出やすいと思ったため。(正解だったと思う)
リーディングの読解(Part6-7)はリスニングのスクリプトを読んでいれば何とかなるだろの精神でほぼ対策なし。(何とかならなかった)

・リスニングの設問先読み。
会話文が読み上げられる前に設問を先読みして、何を問われる会話なのかをあらかじめイメージしておく。設問に「何の問題が起きているのか」と書かれていれば大抵の場合で機械が故障している。これを全問通して実行できるよう回答のリズム感を鍛えておく。
会話文が読み上げられている間は選択肢もぼーっと視界に入れておく。そのキーワードが読み上げられたら割とその選択肢がまっすぐ正解である場合も多い。
特に太字でスクリプトの一部を引用している設問については、その文の前後を聞き取れなければ箸にも棒にもかからないので、この一文を聞き取るためにすごく集中する。

・ウォーキングしながらのリスニング対策。
運動習慣としてウォーキングを取り入れているので、この際に金フレの音声流し聞きやリスニング問題の復習をするようにしたのは良かった。

・文法問題は「はじめの400」に絞った。
よく鉄板の参考書として「でる1000」が挙がるが、当該本を書店でパラパラとめくって分量的にこれ絶対無理だろ、と思ったので素直に「はじめの400」を確実に仕上げることにした。実際のところ「はじめの400」でもボリュームがだいぶあって600点レベルを目指すにはこれで十分すぎると思う。
問題を解く際は、各章の説明文通りに回答ロジックの再現ができるかの検証をとにかく重視した。

【イマイチだったやり方】

・勉強期間初期に金フレばっかりやっていた。
1日あたり150語やれば1週間で金フレ1周できるだろという安易な発想で(本当に安易すぎてワロタ)、実際に音読しているのかも怪しげな音読をしながら1周はしたのだけど、多分定着していなかった。
とにかく準備期間は単語を「毎日やる」ことが大前提だとして、初日から最終日まで確実に毎日30語をぐるぐる回す、で良かったと思った。当たり前のことであるけど。結局のところ途中2週間くらい金フレをサボっていたので、そっちの悪影響の方が大きかった。

・リスニングを「全部聞き取ろうとした」
リスニングの対策を始めてから少し慣れてきた頃、じゃあ解いた問題のスクリプトのディクテーション、シャドーイングもしっかりやっていこうとなり、そのストックを貯めて…と勉強を進めていき、それ自体はまあ良かったのだと思うのだけど、問題を解くよりもネタバレのスクリプトをなぞることが目的にすり替わってしまい、一時的にリスニングの問題演習で全く解けなくなるという現象が発生した。
これはいかんと思い原因を探り、それは前述の通り「会話文を全部聞き取ろうとしていて、要点を押さえていない」ことだとして改善を試みた。解決策としてはYouTubeで↓の動画で紹介されていた設問の先読みが良いのではと感じて実践したところだいぶ改善した。(ハイスコア層だと結局全部聞き取れないとダメなのかもだけど、500点600点を目指す上ではあまり重要ではないと思う)

・リーディングの読解はリーディングの読解の勉強をやらなきゃできない。
 ↑そりゃそうだ。

【次回目標】

680点。リスニング350点、リーディング300点。

今回イマイチだったやり方と同じ轍を踏むことは無いようにしながら、リーディングの読解にもしっかりリソースを割いてバランスよくレベルアップしたい。教材は文法を「はじめの400」→「でる1000」に変更、公式プラクティス→公式問題集、あとTEX加藤師の「金のパッケージ」も使いリーディングの解き方をインプットするようにする。

コメント

タイトルとURLをコピーしました